地方でフリーランスとして仕事しちゃダメ？【首都圏より有利な理由】

地方でフリーランスとして仕事をしたいけど、しっかりと生計を立ててやっていけるのか、といった不安を抱えていませんか？

私も何年も迷いながら開業したよ！
それまでは、やりがいを感じられないパートのお仕事をこなす日々が続いてた。
あのまま、だらだらと責任感のない仕事を続けていたら、きっと生活にまでハリがなくなっていたのかも。

どうしたら地方で、自分のスキを仕事にして長く生き残ることができるのか？
コロナでリモートワークが急増している現在、地方でも活躍できる戦略について見ていきましょう。

地方でフリーランスは危険？

いまや、オンライン上ですべての仕事が完結できるフリーランスの仕事が増えています。コロナの影響もあって、地方にいてもできる仕事は大幅に増えています。地方だから、危険ということはありません。
すでにスキルがある方は、迷いなくフリーランスの道に進んでも生計をたててやっている可能性は大きいです。
しかし、手に職の無い場合は、副業からでも経験を積むとなお安心です。
わたしのように勢いだけで開業しても、収入は不安定。
ご主人が会社員の場合、扶養の範囲内（月10万円以内）で収入を得ながら開業するということもできますよね。

地方でフリーランスするなら営業が必要？

フリーランスといってもwebデザイナー、プログラマー、ライター、イラストレーター、翻訳者、最近では動画編集者など、職種は様々ですね。
地域との繋がりを全く持たずに、クラウドソーシングで仕事を得ることもできます。そうした場合、全国どこにいても、お仕事が完結してしまいます。
案件を獲得するために、プロフィールを整えたり、これまでの実績を分かりやすくアピールする必要は当然でてきます。
そして自分のレベルに応じて仕事をコツコツ受けていくことで力がついていきます。
案件によって条件は違いますが、長期で継続的にお仕事をもらえたり、成果次第で報酬が上がったりすることもあります。
需要と供給がうまく結びつくプラットフォームがあるのは嬉しいですね。

Twitterをフル活用しよう

また、SNS経由でお仕事が舞い込む場合もあります。
動画編集やイラストレーターの方が特に多い印象です。
自分のイラストや、動画をTwitterでどんどん発信していくと、好きになってくれるフォロワーさんが増えて、お仕事を依頼してくれるチャンスも。
Twitter内では月額制で様々なオンラインサロンが存在します。
自分のスキルを磨くための学びの場であると同時に、人脈をつくることもできます。最近では、お互いの顔をみながらオンライン相談会をしたり、音声とチャットだけで交流したりと、自宅にいながらコミュニケーションをとることができます。
Twitterは、発信内容に共感しあう人とのつながりが作れるので、応援してもらうことができれば勝手に拡散もされやすくなります。
うまく活用すると、お仕事につながるチャンスも沢山転がっているツールですよ。

Twitterで自分に合う人、理想とする人がみつかると、そこからどんどん学びが加速していくよ。
実際に私も、Twitterで出会った方からお仕事をいただいてるよ～。

注意も必要！Twitterの使い方

ほんとうに多くの利用者がいるツールなだけあって、変な勧誘やおいしい話もゴロゴロしてます。
ビジネスが目的で、お金を稼ぐこともできちゃうのがTwitter。
騙されたりしないように、つねに警戒することも大事です。
どの情報が信頼できるのか？見極める力をつけていきましょう。
（こどもにも、いずれ伝えるべきスキルかも）
もちろん、自分の発信する情報に責任をもつこと。
そして、プライベートをどこまで公開するのか？そのへんも考えながらアカウントの運営をしましょうね。（このあたりは、話すと長くなる…）

SNS運用代行＆ライター業の場合

ここでは、現在わたしの行う仕事を例にしてみましょう。
ライター業、SNS運用代行、ともに知人からの紹介でお仕事の契約をしています。同時進行でクライアントは何件も存在する状態です。
私の場合、地域で活躍するひとり社長や、家族経営、中小企業をSNS運用の面で応援するのですが、リアルな場で交渉・打合せをすることが多いです。

「どんな人の役に立ちたいのか？」明確であれば、アプローチすべき相手もハッキリするはず。
移住したばかりで人脈ができていない場合は、積極的に人と関わることが大事！

世間話から、いま自分がやっているお仕事について話してみると、人を紹介してくれたり、依頼を受ける可能性もあります。
ガツガツとした営業が得意ではないので、リアルな場で需要あるのタイミングではないと分かれば、ネット上のクラウドソーシングも合わせて、収益化をはかっています。

首都圏よりも地方のほうが起業しやすい

人口の少ない地方でこそ、起業しやすいんです。なぜなら・・・

では、上で挙げた３つの理由について詳しくみてみましょう。

①同じ業種の競合が少ない

私もライター業・SNS運用代行の仕事をしていますが、とにかく競合が少ない。だからといって、適当な仕事に甘んじていいわけでは、ありませんが。
競争相手のひしめく、都市部に比べると市場開拓の余地がたくさんありますね。

②マスコミ媒体の応援をうけやすい

地方紙やフリーペーパー、ラジオなど「取材に来てほしい」と呼び掛けてみれば応じてくれることが多いです。
これは、新規でビジネスをする場合に有利ですね。
依頼をしなくても、おもしろいことをしていれば向こうのほうから無料で取材に来てもらえることもありますよ。
どんなマスコミ媒体があるのか、調査しておきましょう。
最近では、やはりSNSでローカル情報を発信しているアカウントなど、若者層を中心に大きな影響力をもっています。

③圧倒的に口コミが広がりやすい

先ほど触れましたSNS発信が、まさに口コミを広げてくれます。
また地方は狭いコミュニティですので、人づてで評判が広がっていきます。
ひとりひとりの方に、よりよい体験をしてもらい噂を広めてもらいましょう。

フリーランスのデメリットは？

大まかに言えば、「会社に守られていない」ということです。

自分の自由に仕事ができるぶん、会社員にくらべると年金や保険など保証が少なくなります。固定報酬ではないので、成果に応じた報酬となります。

一番困ったのは、確定申告でしょうか。
はじめてのことで、わからないことが多すぎて勉強不足を感じました。

Twitterでつながりのあるフリーランス仲間にきいてみたり、たくさん時間がかかりました。慣れてくれば問題ないのかもしれませんが。
これまで会社の手厚い保証に守られていた身であれば、フリーランスになるのはリスクが高すぎる！と思うのは当然かもしれませんね。

仕事も、与えられた仕事ではなく、自分でやりたい仕事を獲得する必要があります。受け身でいることができないのも、ある意味デメリットになるかも？

【おまけ】私が移住から8年後にフリーランスになった理由

そもそも、わたしがフリーランスになった理由について、ちょっと聞いてやってください。移住してから悩ましいことが大きく２つあったんです。

親戚もいない土地で、頼れる人がおらず、夫が仕事を休むことができないとのことで毎回のように私が仕事を休みました。
職場には迷惑がかかり、申し訳なさが募るばかり。
実家では父が体調を崩していたので、帰省することも多く、やはり職場に申し訳ないという気持ちばかり抱いてました。

これを何度も経験するうちに、自分の自由に働きたい！と強く思うようになったんです。

まだまだ収入は少ないのですが、好きなことへかけるエネルギーは思った以上で、効率も良い気がしてますよ。

ママでもあきらめないでキャリアをつくる

つい先日も、子ども3人が立て続けに体調を崩しましたが、わりとおおらかな気持ちで接してあげることができたのは、いまの仕事が自分で調整できるおかげだな～としみじみ感じました。
小さい子を育てていると、特に仕事と育児の両立は難しいです。
職場では替えがきいても、お子さんのお母さんは、あなただけ。替えが利かない存在です。
下の子が小さいうちは、仕事もセーブしながら無理なく自分のペースで頑張りたいなぁと考えてますよ。

とくに、フリーランスになりたいママを応援したいので私でよければ相談にのりますよ。
コメントお待ちしてます。

地方でもフリーランスで働ける

コロナが追い風となり、オンラインでの面接や相談なども増えてフリーランスの仕事もすべてウェブ上で完結できるようになってきています。
職種にもよりますが、店舗も在庫も持たずに開業できるウェブ関連の仕事なら、あっけないほど簡単に独立できます。
少しずつ準備を進めて、自分のできそうな道をみつけましょう～。
まずはTwitterで情報収集をおすすめします！
いろんな職種で、フリーランスとして稼いでいる方とつながれますよ。