JGAP指導員の資格をとるため、オンラインで基礎研修をまる2日間うけました。
研修がおわってホッとするのも束の間。
研修後には試験が用意されてるよ!
合格すれば指導員として認証をうけることができるという流れ。
「試験の難易度、実際どうなの?」という不安に経験者がズバッとこたえます!
さらに研修内容や更新費用についても、分かりやすくまとめました。
これから研修をうける方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
JGAP指導員になるための試験難易度【高いの?】
JGAP指導員の試験は、9割以上の合格率。
というのも、研修中につかったテキストなどを見ながら回答することが許されているから。
研修をしっかり受けていれば、なにも心配する必要のない難易度!と、いわれているのだけど実際うけてみたら…
試験をうけた感想【え、むずいけど…】
テキストをみながら回答できるとはいえ、しょっぱなから「え!」ってなりました…
すこしテキストを探せば、みつかる内容が多いので、時間のある時に取り組みましょう。(研修後1ヶ月以内に提出すればOK)
最後の部分なんか、自信のないものも、多々あったけど約2時間弱で終わったよ。
試験提出から数日後に合格発表
オンラインで試験の回答を提出してから数日後。
メールにて合格通知が届いたよ~!
そこから2週間たたないくらいで、別にJGAP協会ホームページの指導員専用ページへのログインIDがメールで届いた。
指導員の規約・名札などは郵送で届きました。
JGAP指導員になる一番のメリットは専用ホームページの情報
JGAP指導員になることで、指導員専用のページにアクセスすることができるのだ!
どういう意味かというと、JGAP認証の文書作りに必要なテンプレがダウンロードできちゃうってこと。
いちから文書つくろうと思っていた身からしたら、最強の武器を手に入れたも同然!あざます!
無料でJGAP指導員のロゴを名刺にいれられる
商品に付けるJGAP認証マークと違って、指導員のロゴについては無料で名刺につかってOK。
指導員専用ページからダウンロードできたよ。
まだまだ世間一般では知名度のひくいJGAPについて、知ってもらうためにもなるね。わかりやすく説明できるようにしておこう。
指導員として各地の農場の指導を依頼されるチャンスも
JGAP指導員は、他の農場のJGAP認証審査にむけたサポートをすることができる。
ここでの指導料は農場と自由に取り決めができるよ。
指導料はどうやって決めるのか?
⇒JGAP 指導員規約 12 条(指導料の目安)「・・・価格を、自由に定めることができる。一般的な農場の指導の場合、1 日あたり 5 万円以下が目安と考えられる。」を参考に農場・団体と直接やり取りをしてください。
なお、ASIAGAP 指導員規約では、特に定めていません。
引用:日本JGAP協会
10件以上の農場指導実績がある場合は「上級指導員」として登録できるよ。
くわしくはJGAP指導員ロードマップへ。
ほかにも指導員のメリットいろいろ
写真は、指導員カードの裏面ですよ☝
- 「JGAP管理点と適合基準」が特別割引価格で購入できる
- 専用ヘルプデスクの利用
- 専用メールマガジンの利用
- 専用イベントへの参加
JGAPに関する最新情報がうけとれるね。
JGAP指導員になるための基礎研修とは
わたしの場合、夫の農場でJGAP認証をとという目的があり、基礎研修を受講!
コロナ禍ということもあり、オンラインでの研修に申し込みました。
受講者は女性も多めだったし、年代もさまざま。
農家だけでなく、学校の先生や農業資材の企業、県の普及員のかたなどもいたよ~。
ただ、ほとんどの方が「青果物」での認証を考えているのに対して、わたしだけが「穀物」という分類。これについては、また後ほど…
さて、気になるのは研修費用ですね?
JGAP指導員研修にかかる費用は?
この49,500円のなかには、JGAP協会に支払う受講登録料、指導員登録料を 22,000 円を含んでいるよ。
JGAP指導員の有効期限は2年
JGAP指導員は更新が必要!
更新期限をすぎても2年間は「JGAP指導員補」として登録されているんだそう。
更新の詳細について☟
指導員有効期限の半年前に、日本GAP協会からの案内が届きましたら、インターネット研修受講が可能となります。
引用:日本JGAP協会
JGAP指導員基礎研修の内容を復習することができ、指導のための知識と技術の向上に活用できます。
また、団体認証研修、特別研修、現地研修でも資格維持が可能です。
JGAP指導員の更新費用は13,750円(税込み)
JGAP指導員の資格を更新するには、つぎのうちのどれかを受講してね。
●定期(インターネット)研修
●団体研修
●現地研修
●特別研修
受講費としてかかるのが、13,750円で年会費などは必要ありませんよ~。
JGAP指導員基礎研修をうけるメリット
指導員基礎研修をうける一番のメリットは、理解度が上がること。
なにも分からなかった私の理解度も、いっきに急上昇!
講師の先生も、かみくだいて説明してくれるし、資料もわかりやすい。
JGAP認証をうけるなら必須となるのが、この「農場用 管理点と適合基準(以後、基準書とよぶ)」。
これを自力で読んでみたんだけどチンプンカンプン(涙)。
なにをどうすればいいのかが、さっぱり分からない…途方にくれていたところで県の普及員さんに紹介されたのが今回の研修。
オリジナル資料が、わかりやすい☟
まる2日間の講義をへて、認証に必要なことが明確になったよ。
あわせて、米農家で精米として認証をとるハードルの高さも突き付けられた!
理由は以下の2点。
この2点が大きなハードルとなるのは、設備投資への額がデカいから。
玄米までの認証であきらめる農家が多いんだって。
認証農場への視察もフル活用
農閑期となる冬の時期に、視察に行ってきました。
近場でおなじ作物の認証をうけている農場があるか、JGAP協会のホームページで確認できるよ。
視察も含めた審査をうけるまでの準備については別の記事でくわしく紹介予定です。
JGAP指導員になるための試験は研修をうけていれば難易度低め
まとめると…
研修がおわって、とくに追加の知識が必要になるわけでなく試験にのぞんでOK!そのかわり、研修の内容をしんけんに聞くこと。
自分が指導する立場になることを想定して研修にのぞむのがGood!
わからない部分はどんどん講師の先生に質問してみるのがオススメ。